占いおじいさん再び

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高島 伯閣(本名:萩原 衆心)

横浜本牧出身の元おぼっちゃま。現在81歳。父親は元外交官、2人兄弟の弟は元医師、父方の祖父は、静岡出身で当時のお茶の葉を入れる銅箱を発明したと言われている。

元々の職業は、横浜港で外国船の荷揚げを取り仕切っていた会社の社長。小さい頃から、厳格な父親とは反りが合わず、アルバイトで貯めたお金で、若くしてその会社を立ち上げた。その会社の方は、男の不眠不休の努力により3人からスタートしたのが、数年後には100人以上もの従業員を擁すことになる。業績は右肩上がりで伸びて行き、最高時には年商50億もの売上を上げた。がしかし、順調な時にこそ、油断という落とし穴がある。人に騙され借金を背負うハメになってしまったのだ。男のモチベーションは徐々に下がっていき、その時の業績はさほど悪くなかったが、会社を一度清算しようと余儀なくたたむ決意をした。その苦渋の決断までの道のりは、従業員たちの受け皿捜しから始まり、借金返済の為の計画書、家族の生活のことなど、胃痛と頭痛と孤独との戦いだったという。

なぜ、占い師という今までに縁がない職業に就いたかというと、会社が順調だった時に、知り合いの紹介で遊びがてら、ある占い師にみてもらったことがあったらしい。その時に、占い師から何年後かに会社は潰れると言われたみたいだ。
男はそう言われたことを思い出し、再びその占い師に会って、なぜそう断言出来たのか、あなたに自分の何がわかるのかを聞きに行った。
その時に色んな話を聞き、そういうことなら自分も出来ると、その占い師の弟子になり猛勉強の末、占い師たる術を取得していった。元々努力家だった男は、銀座の路上で次つぎと鑑定していき経験を積み、その熱心さと人柄、あと彼の武器は英語が堪能なところで、外国人相手にも占いが出来る数少ない占い師として、多方面から依頼が増え、元いた師匠から独立し、原宿に事務所を構えるまでになる。それから弟子を5人程持てるようになり、さらには仏教の勉強までして、住職の肩書きを持つまでになり、祈祷所までも自分で建ててしまったのだ。

昔から男はやると決めたことは、最後まできっちり貫き通す男だった。そして時は流れ今がある。年を重ねれば病院に世話になることもある。若い頃からの不眠不休生活、占い師になってからは、悩みをもつもの、病んでいるものまで、鑑定に来る人は8割方そういう方たちなのもあり、職業上座ってるからといって結構な体力気力の消耗があるらしい。
それが祟ってか70歳を境に体力自慢だった男が病院に世話になることが増えたらしい。それから弟子たちが独立したり、他界した人もいて、原宿の事務所はたたむことにする。その後の男は、身体と相談しながら、出張という形をとりながら、前からの顧客さんからの依頼で会社の採用試験の面接官をしたり、さらにはその能力を活かし、人事のコンサルティングまでこなすようになる。

男との出会いはある友達から、ボブも騙されたと思って一回みてもらった方がいい、友達もその場所まで一緒に行くからということで、そこまで言うならと、ノリ気じゃない重い腰を上げたわけだが、それにしても悩みといえば店の売上げくらいの能天気なオレが何を相談しようかな?くらいの軽いノリでみてもらったのが最初の出会いになります。それで飲食店をやってると言ったら、今度顔出すよとのことで、一週間後に来て、落ち着くいい店だね~、来週から一席借りて占いやっていい?って言うもんだから、まあ物は試しってことと、80歳のおじいさんのお願いってのもあり、そう簡単に断りづらいってことで、了解して始めたのが、占いおじさん出張鑑定サービスになります。しかし今はみてもらいたい人がいたら、連絡して出張してもらってる程よいスタンスでやっています。もしご興味ある方いましたら、80男子が出張サービスでお出迎えしますので、ご一報下さい。また、生徒さんも随時募集中らしいです。

鑑定に当たっての僕的なアドバイスは、本人の中で生きていてやるべきこと、人生設計に確信がある方は必要ないと思います。一方で年を重ねると、色んな問題が出て来ると思います。それを良い方向に自己解決出来れば良いですが、一人で判断することが難しいことや、自分の中で何かを変えたいと思ってる方には、本人に合った良きアドバイスをしてくれると思います。その道で合ってれば、背中を押してくれるし、違えば的確にこうした方が良いなど良き道に導いてくれます。とはいえ、統計学上のことなので、合ってるものもあれば、違ってるんではないかと思うこともあろうと思います。鑑定に対しての感じ方は人それぞれだと思いますが、80歳の人生経験豊富な方の意見を聞くだけでも損はないと思います。

結局僕が言いたいのは、本人の努力次第だということ。長い人生の中、時には山もあり谷もあると思いますが、人の意見に左右されることなく、しっかりとした自分というものを持って、信じる道を進んで行けさえすれば、その人にとっての素晴らしい人生が待ってるはずです。努力もせずに成功なんてありえないと思っているので、待ってるだけではそれなりの人生になってしまうと思います。年をとってから後悔したくないからね。
将来自分がどうありたいか、それさえみつけられれば、自ずと進むべきレールは出来たと同じです。後はそのレール脇に綺麗な花を咲かせたり、景色のよい気持ちのいい道のりにする為に、努力が必要になってくるだけで、至ってシンプルなものだということ。殺風景な道のりで自分はいいと思えばそれはそれでいいし。けど努力をしたからといって決してその先に天国が待っているとは限らないのが、また神様の意地悪なところで、持ってる人もいれば、持ってない人もいる。時期が早ければハズすこともあるだろうし、その先100年後に報われることもあるだろうし、本当の未来を予言出来るのに越したことはないが、そんなの現代の人間には到底無理だと思うし、幸せを感じることと、やっていきたいことが、必ずしも一致するわけではないかも知れない。幸せを感じる基準は千差万別だと思う。とてつもない大きな夢を実現しようとする人と、小さな幸せを求める人とでは、全く違ったストーリーがあるわけだから、全てにおいて他人に対し断定なんて出来るはずがない。
だからこそ本人が出来ることは、人事を尽くして天命を待つしかないのではないでしょうか。
その人に合った人生の道というものは、その本人にしか創れないはずですから。

私見ばかりで根拠もありませんが、僕的意見を書かせてもらいました。

Simple is best.
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by by8s | 2013-02-21 18:36 | peoples


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